朝に強くなったことはバイトのおかげ

朝に強くなったことはバイトのおかげ

高校を卒業する前にバイトを始めました。高校は工業高校でしたので、進路が決まれば自由な一面もあって進学で他県に行くことに決まっていた私は卒業までは、近所のファストフード店でバイトをすることにしました。

高校生でできるバイトは限られており、「高校生可」という看板だけで選び、何がしたいとか、夢の一歩の為とかはありませんでした。そのファストフード店とほぼ同じ時期に親戚の叔父が大工をしていたので、ファストフード店のバイトが無い日は大工のお手伝いということもしていました。

そのファストフード店は、有名なハンバーガーチェーンで、厨房や閉店後の掃除など、高校生だったので時間の制限はあったが、チェーン店ならではのマニュアルを覚えるのに苦労しました。

高校を卒業し、他県の大学に進学し、そこでも全国チェーンのそのファストフード店で働きたいと思い、面接も経験者ということで優遇され、引越しや大学の手続きに目途がついた5月頃から始めました。

全国にそのお店があり、マニュアルなどは同じにしてもお店自体のルールが違っていたりして最初は人間関係も含めて疲れる日々を過ごしましたが、慣れてくると厨房以外にもレジなどの仕事も覚えさせてくれ充実した毎日を過ごしました。

そのうちに、店長から開店の準備をしてほしいと頼まれました。普段は開店している状態で入店し、働いて掃除して帰るという繰り返しだったので、新鮮味を感じ、引き受けました。

開店は朝の7時半なので、朝の6時には入店しなければいけません。5時には起きて準備してでかけないと間に合いませんでした。引き受けたのは夏ごろだったので、少し眠いものの、時給が少しあがる喜びで頑張っていました。

しかし、冬になると北陸地方でしたので、雪が相当降るのです。当然雪が降ることは想定していましたが、膝上まで降ることもありましたし、残った雪がなかなか溶けなくて驚愕の毎日でした。

開店準備の日は4時半に起きて、歩いてバイト先に向かいました。厚着をしてカイロを背中やポケットなどに仕込ませても全く効果はなく、バイト先に行く途中、「なんでこんに辛い思いをしなければいけないのだろう」「バイトでここまで頑張らなくてもいいか」など下向きに考えるようになっていました。寒さも過酷になる1月から2月頃に辛さのあまり辞めたいと言おうとしました。その前に同じように朝から開店の準備をしていた先輩に相談をしました。その先輩は、「バイトをしていると思っていない、仕事をしているんだ」と。

確かにバイトは時給で、仕事と違っているかもしれないが、将来の自分の為だと言って、私を励ましてくれました。私は、このバイトでいい人に巡りあえたのと思ったのと同時に

寒さで仕事ができないなんて、かっこわるく、自分の将来を考えた時に恥ずかしく思えました。

今は、その経験もあって、毎朝休み以外は5時に起きて準備をして仕事に向かっています。

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